春と言えば出会いと別れの季節ですね。
以前卒業でお別れする友達に子供でも書ける英語のフレーズや手紙の書き方を紹介しました(→詳しくはこちら) 。
お別れの後は新しい出会い、ということで今回のテーマは
入学式に関する英語表現
英語での入学式の表現や、入学式に使えるフレーズを紹介していきます。
入学式は英語でなんて言うの?
英語では“entrance ceremony”というのが一般的です。
小学校の入学式と言いたければ“entrance ceremony of primary school”。
“of”を付ければ詳しく「何の」なのかを表現することができます。
幼稚園の入園式=entrance ceremony of kindergarten
小学校の入学式=entrance ceremony of primary school
中学校の入学式=entrance ceremony of junior high school
高校の入学式 =entrance ceremony of high school
大学の入学式 =entrance ceremony of high college
“elementary school”と”primary school”はどちらも小学校という意味ですが、”elementary school”はアメリカ英語、”primary school”はイギリス英語でという違いがあります。
海外で”entrance ceremony”は通じない!?
「さっき入学式は”entrance ceremony”だって言ったじゃない。」
と思うかもしれませんが、実際海外では通じない可能性が高いんです。
というのも、海外では日本のような入学式をやらないからなんです。
日本で言うところのオリエンテーションが海外では入学式にあたります。
入学にあまり力を入れていない代わりに、卒業式にはすごく力を入れてますよね。
海外では大学に入るのはそこそこでも、卒業するのが難しいと聞きますがそういうことも関係しているんでしょうか。
そんなわけで、日本の文化を知らない外国人に「入学式」と言っても「?」となってしまいすので注意してください。
そんな時に、日本の入学式を英語で紹介できるようになっていればバッチリですね。
日本の入学式を英語で紹介してみよう
「入学式って」と聞かれた時に英語で入学式を紹介してみましょう。
In Japan, the school year starts in April, and the first day of school is unique.
日本では4月に新年度が始まり、登校初日は独特です。
We have an entrance ceremony to welcome new students to school.
新入生を歓迎する入学式があります。
It’s called “Nyugaku-shiki”.
それを「入学式」と言います。
さらに詳しく説明するなら→
New students wear the new school uniforms and attend the ceremony with their parents.
新入生は新しい制服を着て両親とともに参加します。
They listen to the celebration message from principals and some invited guests.
校長先生や来賓の方々からお祝いの言葉を聞きます。
“principal”は「校長先生」という意味のアメリカ式の表現です。イギリス式では”headmaster”と表現します。
“invited guests”は「招かれたお客様」つまりは「来賓」のことですね。
Senior students also welcome them by singing a school song and giving a cerebration speech.
在校生も校歌やお祝いの言葉で歓迎します。
“senior student”は”senior (年上の)”を使って「在校生」という表現になっています。
日本では校歌を要所要所で歌いますが、外国には校歌がないことが多く、あっても歌う機会があまりないそうです。
入学式にぴったりのお祝いフレーズ
門出を迎えた子供たちにお祝いの言葉を!
まずは一番シンプルな表現から。
入学おめでとうの表現
Congratulations! おめでとう
Congratulations on getting into the school you wanted! 志望校入学おめでとう
Congratulations on getting into your new school! 入学おめでとう
Congratulations on admittance into 〇〇 university. 〇〇大学入学おめでとう
「おめでとう」と気持ちを伝える時には”congratulation”の後に”s”を付けて”congratulations”となるので注意してください。
おめでとうにプラス一言!中学~大学生向け
I’m very proud of you. (あなたを誇りに思う)すごいね。さすがだね。
→日常的によく使われる表現ですのでチェックです。
You’re already a junior high school student? How time flies! もう中学生か!時がたつのは早いな!
→”time flies”は直訳だと「時は飛び去る」ですが、ことわざの「光陰矢の如し」の英語バージョンです。
“How~”は「なんて~なんだろう」という驚きを表す表現です。
Good luck at high school! 高校へ行っても頑張ってね。
I’m so happy you got into the school that you wanted! 志望校に行けてよかったね。
I hope you have a lot of fun at your new high school. 楽しい高校生活になるといいね。
Wishing you a great time at your new school. 楽しい学校せいかつになりますように。
→”I hope~”や”Wishing you”の「~になりますように」という表現はいろんな場面でよく出てくるお役立ちフレーズです。
Good luck with studying and sports at your new school. 新しい学校で勉強にスポーツに頑張ってね。
小学校入学した子供にお祝いの英語フレーズ
入学後に親戚や友達の子供に声をかける時の表現です。
Have you already became a primary school student? Do you enjoy?
もう小学生になったの!楽しんでる?
Good luck! 頑張ってね!
Have fun! 楽しんでね!
Make a lot of friends! たくさんお友達作ってね!
Study hard, all right? 一生懸命勉強するのよ。わかった?
まとめ
今日は「入学式」の表現の仕方や、おめでとうにぴったりの英語フレーズを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
日本にいれば入学式があるのが当たり前でしたが、海外に行くと当たり前ではないのにびっくりしますよね。
入学式”entrance ceremony”という表現は日本文化を知らない人には通じないと思っていた方がよさそうです。
お祝いのメッセージも”Congratulations!”が言えればまずオッケーですが、最後の”s”を付け忘れやすいので気を付けてくださいね。
プラス一言を付け加えることができたらもっと良いお祝いメッセージになるので、覚えやすいフレーズを1つ覚えてみてください。
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