Coucou! ククゥー
3人の男の子の育児に毎日バタバタのおむぽむです。
これまでおむぽむ家でやっていた知育シリーズで「ことわざ」と「国旗」を紹介してきました。
そして今回は今までよりも少し苦戦した
47都道府県と県庁所在地
の覚えた時のお話をしていこうと思います。
おむぽむ家の英語はこちら
→七田式セブンプラスバイリンガルを実際にやってみた効果は?1~10日目
都道府県をやろうと思ったきっかけ
まず我が家が知育をやろうと思ったきっかけについてお話します。
最初の知育は「ことわざ」でした。
特に知育をしようとしたわけではなく、この頃コロナの自粛期間中で、子どもたちと遊ぶおもちゃをいくつか百均で買った中にことわざがありました。
「ことわざなんてまだ幼児の2人には難しいかな」と思いつつも、「100円だからまぁいっか」という単純な理由で買うことになったのですが、これが意外にもはまりまして。
(詳しくは→「たった100円で幼児がことわざを70個覚えた!?小学生の勉強にも役立つその方法は」)
次の知育は「国旗」です。
旦那さんのお母さんにちょこちょこ子どもたちの写真や動画を送っていて、「ことわざを覚えました」と送ったら、数日後国旗カードが家に送られてきました。
これもまたやろうと思ったわけではなかったのですが、「やるからには世界制覇や!」と世界の国旗を覚えました。
(詳しくは→「3歳児が世界中の国旗を覚えた方法は勉強させないこと」)
そうやって日々国旗をやっていると旦那さんに「世界の前にまず日本ちゃう」と言われ、「何もしていない人に何で言われなあかんねん」とムッともなりましたが、「一理あるな」とも思い、都道府県をやることにしました。
47都道府県を覚えた方法
覚えさせようと思ったのはいいのですが、「さて、どうやって覚えさせようか」としばらく悩みました。
私のモットーはお金をかけずに、なので数百円以上お金を使うつもりはなかったのでパズルを買うというのは却下しました。
その他もネットで調べてみましたが「自分で地図を描いてみよう」とか都道府県の名前を全て知っている前提のものばかりで、幼児のぴろ君とあーたんには難しく、なかなかピンッと来るものはありませんでした。
子どもたちを寝かせる時にも「どうやろうかな…」と考えていて、「あっ!」と思いつきました。
この頃「ことわざ」を買った時に一緒に買った「すごろく」が好きになり、家でいろんなすごろくを作って遊んでいたので、これを利用しようと考え付きました。
ちなみにこれが私が作ったすごろくの内の1つです。
黄色い紙が1つのマスになっていて、後ろにマグネットを付けているので好きなように移動できるようになっています。
毎回同じだと面白みがないので、移動できる形で作ってみたりしていました。
オリジナルの都道府県すごろくを作る
なぜ都道府県を覚えるのに最初にすごろくを選んだのかと言うと、都道府県の名前を聞きなれるためです。
これまで自分の住んでいる県や、おじいちゃん&おばあちゃんの県は知っていても、その他は聞いたこともない県がほとんどだったので、まず県名を聞きなれるところから入ろうと思いました。
子どもたちにとっては「また新しいの作ったの!」というくらいだと思います。
いらなくなったカレンダーの後ろに書いています。
味があるでしょ?笑
えっと…言い訳をすると、これは試しに作ってみただけで、本当は何度か遊んでみて改善点を見つけたら新しく作り変える予定だったんです。
でも特にこれで問題がなさそうだったので、このまま「採用!」となったわけです。
けっこうテキトーな性格なんです私。
「ネットで都道府県のすごろくを買おー」
と思った方もいるかもしれませんが、もし私を参考にしてくださるなら、ぜひオリジナルを作ってくださいね。
でもただオリジナルの都道府県のすごろくを作ればいいというわけではありません。
大事なポイントが2つあるので説明しますね。
1.その子だけの都道府県地図
市販のものにはお子さんの「住んでいる県」や「行ったことのある県」、「おじいちゃんおばあちゃんの県」は載っていませんよね?
つまり大事なのは、その子の目線に立った都道府県地図を作ることなんです。
我が家なら兵庫県に住んでいるので、兵庫県のマスには「いえでゆっくりやすんで1かいやすみ」と書いています。
その他子どもに関係しているマスは、
奈良→おばあちゃんとだいぶつをみにいく
大阪→じーじに100ptあげる
高知→けいちゃん(私の兄)とあそぶ
京都→てつどうはくぶつかんにいく(行ったことのある場所)
この様に、その子どもの知っている人や、知っている場所を書くことで、子どもに「あっあれここなんだ」と地図と記憶の中の場所を繋げてあげることが大切です。
これにより、より覚えやすく、より忘れにくくなります。
2.おもしろ×特産や名物
次は子どもたちが食いついてすぐに覚えた県と内容です。
秋田県→なまはげにびっくり
茨城県→なっとうのねばねばで1かいやすみ
群馬県→だるまにおいかけられて「とうきょう」まで
鳥取県→とっとりさきゅうでラクダにのって「おかやま」へいく
特に茨城県の「なっとうのねばねばで~」は1回すごろくやっただけで覚えました。
ツボだったようです。笑
秋田県はなまはげ、茨城県は納豆、群馬県はだるま、鳥取県は砂丘のらくだ、で特産や名物も一緒に覚えられるようになっています。
なまはげなど、子どもが知らないものは写真を見せてあげて、「『わるいごはいねーがー!』って言いながらお家にくるんやで!」と教えてあげると、よりイメージしやすくなって効果的です。
ぴろ君は「秋田も行ったことないから行きたいなー」と私が言うと、「なまはげがいるのに!?」って驚いて言います。
完全になまはげ=秋田になっています。笑
作っている時は気づず、遊んでからわかったのですが、「鳥取砂丘でらくだに乗って岡山へ」などの移動シリーズは、今いる県(鳥取)と、移動する県(岡山)の位置関係を関連付けて覚えることができるので覚えやすくなってオススメです。
ぴろ君はよく鳥取県は思い出せるけど、岡山県が思い出せず、「鳥取砂丘でらくだに乗ってどこ行くんやった?」と聞いたら、「あー岡山かぁ」と悔しがっていましたから。
おむぽむ家の特別ルール
この都道府県すごろくでは特別なポイント制のすごろくになっています。
先ほど紹介した我が家のすごろくをよく見ていただくと「pt ポイント」とあちこちに書いてあります。
普通のすごろくなら早くゴールした人が勝ちですが、このすごろくでは最後に得点の多い人が勝ちになります。
我が家ではわかりやすくレゴを使って、1レゴを1ptとしていました。
最後誰が勝ちなのかを比べる時にもパッと見でわかるのでおすすめです。
なくてもわかるかとも思いましたが…一応こんな感じです。
ちなみに、コマもレゴでやっていました。
レゴめっちゃ使えるやつです。
そして、なぜポイント制のすごろくにしたかと言うと、早くゴールしてほしくないからです。
いろんな県に止まってくれないと、県の名前も内容も言う事ができませんからね。
ポイントで勝ち負けが決まるので、小さい目ばかり出て置いて行かれたとしても「もう勝てへんし…」といじけることもありません。
それ以外は普通にすごろくをしてもらって、県に止まったら子どもに読んでもらう(まだ読めないお子さんにはママやパパが読んであげてください)、ポイントのマスに止まったらマスの内容に応じてレゴを渡すかもらってください。
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地図上の県をチェック
10~15回くらい遊んだら、本物の地図を使って県をチェックしていきます。
子どもたちの頭の中では、すごろくの地図と本物の地図が繋がっていないので、これを少しずつ繋げていく感じです。
まずは自分の住んでいる県や、馴染みのある県、すごろくから興味を持った県などを指さしながら県の名前を言っていきます。
我が家なら「ここが兵庫県」とか「力持ちって感じになってるとこが青森やなー」「(茨城県)ここの尖ってるとこで納豆混ぜるねんな」と何気ない感じで楽しく話していきます。
ちなみに茨城県の混ぜる部分です。
尖っていて混ぜやすそうでしょ?
覚えるポイントは毎日少しずつです。
もちろん子どもが興味を持ったらたくさんやってもらって大丈夫ですが、子どもが今は聞かない、という感じだったら「また明日にでもやろう」くらいの、のんびり感でやることが大事です。
今までの「ことわざ」や「国旗」と違い、言葉のリズムや色、デザインがないので、小さい子供は興味を持ちにくようです。
子どもへの声かけとしては、先ほど言ったもの他に
「どの県の形が好き?面白い?」
「この形~に似ているよね」
「今テレビでこの県が映っているよ」
急にクイズを出して
「〇〇県はどこでしょう?」
というのも我が家でよくやっていました。
こんな感じでのんびりやっていって、2人とも半分近くまでは覚えました。
が、そこから残りの都道府県がなかなか覚えられず、別の方法でアプローチをすることにしました。
都道府県のアプリで遊ぶ
その名の通り都道府県がパズルになっているアプリです。
このアプリでは「トレーニング」「ベーシック」「エキスパート」の3つのモードがあるので、最初はトレーニングモードで遊ばせていました。
トレーニングモードでは県境や県名も表示されているモードで、一番簡単なものになるのですが、ある時ぴろ君が「めっちゃ簡単なやつあるやん」と言い始め、もともと一番簡単なモードでやっているのに「何のことを言ってるんや」と思い確認してみるとエキスパートモードを「めっちゃ簡単」と言っているのを見てびっくりしました。
エキスパートモードは県境も県名もなく、真っ白な日本地図に形のみの県をはめていくもので、大人でも難しいモードなんです。
子どもの能力って大人ではわからないものだなと改めて実感しました。
ぴろ君にとってエキスパートモードは、邪魔な線や文字がなくなってスッキリ見やすくなっているのかもしれません。
もちろん2人とも初めは最後までパズルをはめれなかったし、あーたんは一緒にやりながら教えてあげないといけないレベルでした。
しかしどんどん自分1人でできるようになり、全部はめるのにすごく時間がかかっていたものが、ゲームをやるごとに短くなっていきまいた。
そんな感じで毎日1回は「今日はどのくらいの速さででできるかなー」とやっている内に、徐々に県の形と位置、名前が一致していき、全ての都道府県名を覚えてしまいました。
ちなみに、私が使っていたのは先ほどのアプリでしたが、こちらの方がおすすめかもしれません。
こちらのアプリの方が都道府県名だけでなく、都道府県の漢字や県庁所在地を覚えるモードもあり、より幅広く学べそうです。
さらにちなみにですが、都道府県パズルを最終的にはぴろ君は2分、あーたんは2分30秒の速さで完成できるようになりました。
県庁所在地を覚えた方法
都道府県を全て覚えたので、ついでに県庁所在地もやることにしました。
県名と同じところはそのままなので、県名と県庁所在地の名前が違うところだけを教えました。(その他は県名と同じだと伝えてあります)
ぴろ君は思いのほか、すぐに覚えてしまいました。
まず北海道と、岩手県、宮城県です。
北海道はサッポロポテトで覚えました。
そしてノリで「札幌、盛岡、仙台」とリズムよく何度か行っている内に、リズムでこの3つは覚えてしましました。
この3つ以外はほとんどすごろくの内容と絡めた語呂合わせを考えて覚えました。
「これちょっと無理あるでしょ」というのもあるのですが、そこは気にせずスルーしていただければありがたいです。
茨城県→水戸納豆 水戸
栃木県→イチゴをうつ(打つ)のみや 宇都宮
(バットで打つジェスチャーを加えるとより効果的)
群馬県→だるまがまえ(前)のはし(橋)わたってる 前橋
石川県→金箔がかなーり欲しい 金沢
山梨県→富士さんこういうふうに登ってね 甲府
愛知県→車に乗ってナゴナゴヤー 名古屋
(この頃ちょうど絵本の「11匹のねこ」が気に入っていて、ねこたちがよく「にゃごにゃご」というので、11匹のねこが車に乗ってにゃごにゃご言っているのをイメージしています)
滋賀県→琵琶湖を泳いでおーつかれた 大津
三重県→「津って1文字でいいねんで~面白いよね」と言っただけで覚えました
島根県→「出雲大社でまつえー(待つえー) 松江
香川県→うどんのアイドル高まつこ 高松
(これは図書館で借りてみた本に載っていたのをいただきました)
愛媛県→みかんいっぱいまつ(待つ)やま(山)で 松山
沖縄県→海で泳いで鼻に水が入った!「はな(鼻)はなはなは!!」 那覇
この頃にはすごろくのマスに書かれている内容をほとんど全て覚えていたので、県名を言うだけでぱっとイメージができたみたいです。
例えば愛知県と言えば「車」と思っているので、「車」→「11匹のねこが乗ってる」→「にゃごにゃご言う」→「名古屋」というイメージで思い出せます。
もともと持っている県のイメージと繋がっているので覚えやすかったみたいで、ぴろ君はほぼ1日で県名と違う県庁所在地を覚えました。
結構無理やりな所もありますが、子どもたちがよく覚えてくれたことに拍手です!
まとめ
我が家の当時3歳と5歳の子どもが47都道府県と県庁所在地を覚えた方法を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
子どもに都道府県を教えてあげようと考えているママやパパは、ぜひ一度オリジナルの都道府県すごろくを作ってみてください!
自分目線のすごろくがあれば子どもたちも絶対楽しんでくれるはずです。
楽しかったら「もう1回やろう」となるし、「またやろう」と毎日すごろくで遊べま遊ぶほど覚えていきます。
そしてオリジナルのすごろくは県庁所在地を覚える時にも役立ちます。
ぴろ君が1日で県庁所在地を覚えたのには私もびっくりしましたから。
都道府県を覚えるのに大切なことは日々楽しみながらのんびりやることです。
特に我が家のように小さい子どもだと都道府県はなかなか興味を持ちにくいので、焦らずゆっくり遊びながらやっていってくださいね。
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