小学生の習い事に英会話スクールと英語塾どっちが正解?

小学校の英語
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英語の習い事を子どもに、と思って調べてみると「英会話スクール」と「英語塾(英語教室)」の違いがあることに気づくかと思います。

私も初めあまり気にしていなかったのですが、ふと

「習うなら英会話スクールと英語塾(英語教室)どっちが良いんだろう?」

と思ったので調べてみました。

今回はそんな

英会話スクールと英語塾のどちらが良いのか目的別に紹介

していこうと思います。

英会話スクールと英語塾の違い

英会話スクールそのまま読んで字のごとく「英語で会話する」ことを学びます。

英語塾は語学として文法などを勉強するところです。

英会話スクールも英語塾も、英語を学ぶ目的は一緒ですが、本質的に大きく違います。

「英会話」は聞く、話す能力を身につける、「英語」は読み、書き、文法などを学ぶ

「英会話」は体得するもの、「英語」は暗記するもの

「英会話」は話す相手が必要、「英語」は1人でできる

「英会話」は短時間では身につかない、「英語」は一夜漬けでも良い成績が取れることがある

「英会話」と「英語」には大きな違いがあるのがお分かりいただけたと思います。

例えるなら似たようなボールを使うスポーツでも、バレーボールとバスケは全然違いますよね?

英会話スクールと英語塾はそのくらい違うものなんです。

ですので、しっかりと目的をはっきりさせて選ばないと、

「こんなはずじゃなかったのに」

という結果に終わってしまいかねません。

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どっちを選ぶべき?英語を勉強する目的や注意点は?

「英会話スクールと英語塾が違うのはわかったけど、うちの子にはどっちが合ってるの?」

と考える方もいらっしゃいますよね。

それぞれ長所と短所があり、なぜ英語を勉強するのかという目的によって選び方が違っています。

英会話スクール

これからは英語が話せて当たり前の時代になっていきます。

英語が公用語の会社があったり、海外で働く機会も多くなってきており、ママやパパがお子さんに「英語が話せるようになってほしい」と願うのも当然のことと思います。

英語が話せるようにという目的なら、英会話スクールがおすすめです。

英会話スクールはECCCoco塾などの有名なスクールから、個人で行っているところまで様々あります。

しかし、ここで注意が必要です!

英会話スクールに通ったからといって英語を話せるようにはなりません。

「じゃ行く意味ないの?」

そういうわけではありません。

英語を話せるようになるには、それ相応の努力が必要だということです。

例えば週1回50分の英会話の授業を受けたとして、本当に話せるようになると思いますか?

学生時代の部活を思い出してみてください。

運動部でも、吹奏楽部でも、毎日毎日放課後に練習をして、少しずつ上手くなっていきませんでしたか?

週に1回の練習だけでは決して上達しません。

それは英会話においても同じです。

英語を話せるようになってほしいのであれば、お家でもしっかり練習する必要があります。

英会話スクールはあくまで今まで学んできたことを英語で言えるのかのテストの場

しっかりとした準備をした上で臨まなければ非常にもったいないことになります。

「英語が話せるように」と一言で言っても、言葉ほど簡単ではないということがわかっていただけたかと思います。

英会話スクールに通うのであれば、こういった点をしっかり頭において、気合を入れて入会する必要があります。

英語塾

2020年からは小学校3年生から英語の授業が完全に始まります。

小学校の間は「聞く」「話す」ことをしっかり学びますが、中学に入れば「書く」「読む」も入ってきて、いわゆる「勉強の英語」が始まります。

この小学校と中学校の英語のギャップで英語が嫌いになってしまう子供もいるのだとか。

中学の英語で困らないように、小学生の内に英語文法を学んでおきたい

という目的には英語塾がおすすめです。

有名どころで言うと公文Leptonがあります。

参考→Leptonってどんな英語教室?

ただ英語塾の場合はまさに勉強です。

基本的に机の前に座って、1人で黙々と作業をこなされければならず、こういったことが苦手なお子さんには不向きかもしれませんし、適当に終わらせようと思えばできてしまいます。

英語塾の場合は合う合わないがかなりはっきりすると思いますので、入会を決める前に体験入学をすることを強くおすすめします。

「そういうのはうちの子には合わないかも…」

という方には個別指導塾が良いかもしれません。

個別指導の場合、先生が横について取り足取り教えてくれますし、表現はよくありませんがさぼらないように監視にもなります。

ただ個別指導塾の場合、文法の読み書きは習いますが、英単語の暗記は自宅で行わなければなりません。

公文やLeptonは授業内で書きの練習があるので、悩みどころですね。

費用的にも公文やLeptonの方が安い傾向にあるようなので、お子さんの性格や家庭の状況などを考慮した上で選んでください。

まとめ

英会話スクールと英語塾どちらが良いのかを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

英語の勉強といっても、英会話スクールと英語塾では全くちがうものなので、

英語を話せるようになってほしい

のか

中学でも困らないように英語を勉強する

のかによって選ぶスクールは違ってきます。

英会話スクールは生の英語に触れるながら会話を学ぶことができる一方で、通うだけでは話せるようになりません。自宅でもそれ相応の努力が必要です。

英語塾は英文法など、英語のより深い部分を学ぶことができますが、一人で黙々と机に向っての作業になるので、子供自身に「やるぞ!」という気持ちがないと、成果は出にくいです。

それぞれ長所と短所がありますが、英語を習わす目的に合わせて、お子さんやご家庭にあうスクールを選んでいってください。

体験入学などがあるのでしたら、まずは体験してみてお子さんの反応を見てから入学を決める方が失敗しにくいのでおすすめですよ。

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