子供の知育|3歳児が世界中の国旗を覚えた方法は勉強させないこと

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Coucou! ククゥー

3人の男の子の育児に毎日バタバタのおむぽむです。

前回、幼児の知育を始めたきっかけの話「たった100円で幼児がことわざを70個覚えた!?」をしました。

今回はそんなカルタの次にやることになった国旗の話をしようと思います。

どの国旗カードを使ったのか、どうやって覚えていったのか、どのくらいで覚えることができたのか、など詳しく紹介していきます。

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国旗を始めたきっかけ

まず国旗をやろうと思ったきっかけなのですが、先ほども言ったように子ども2人(ぴろ君とあーたん)がことわざをたくさん覚えたんです。

詳しくはこちら→たった100円で幼児がことわざを70個覚えた!?

旦那さんのお母さんにちょくちょく子どもたちの写真や動画を送っているのですが、ある時「ことわざをたくさん覚えました」と送ったんです。

すると数日後に旦那のお母さんからこれが届きました。

まさに寝耳に水です。

この時はまだそうちゃん(三男)が8か月の頃だったので、正直「えっ…まじか。これやれってか」と引きました。

秘密ですけどね。笑

だってね、旦那は毎日帰ってくるのも遅くて、いわゆるワンオペ育児ってやつなんですよ。

毎日のことだけでもけっこう大変なんです。

しかもこの時コロナで自粛期間中…毎日24時間、子供3人と一緒なわけですよ。

そんな状態だし、お母さんもよかれと思って送ってきてくれたんでしょうけどね。

送られてきて2~3時間は「はぁ…まじかぁ」と気持ちが重かったんですけど、なんか吹っ切れてきて「やるなら世界制覇したるわ!」と全世界の国旗を覚えることを決意したのが始まりです。

(公文の国旗カードは1~3集に分かれています。今回送られてきたのが1集です。)

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子どもが1集の48カ国の国旗を覚えた方法

最初から国旗に興味を持っていた、というのなら話は早かったんですけど、うちのぴろ君(当時5歳)とあーたん(当時3歳)も国旗というもの自体知らない状態だったんですよね。

だから初めは全く興味はありませんでした

「なんか色がいっぱい、カードいっぱい」くらいの感じだったと思います。

そんな全く興味のない国旗をどうやって覚えさせていったのか、順番に説明していきます。

1.自分がまず先に覚える

子どもたちは全く興味がないので、まず私自身が先に1集の48カ国を覚えました。

興味を持たせるように、ただ私が1人で覚えるのではなく、ぴろ君とあーたんに問題を出してもらいました。

例えば、料理している時にカードを見せてもらって、私が国名を答える。

子どもたちは私に問題を出せるのが楽しいようで、のりのりでやってくれました。

そうやっている内に、子どもも国旗を見るし、ぴろ君は私の言った国名があっているのかを確認するために国名を読むことになりますし、少しずつ興味を持つようになっていきました。

2.毎日とりあえずコツコツする国旗カードをする

私が8割くらいの国旗を覚えてからは、毎日庭で国名を言いながらカードをめくっていました。

気候もよかったので、庭の方が家でするより気分がいいだろうと思っていつもお庭でやっていました。

毎日一応1回は国旗を全部やっていましたね。

「やりなさい」とは全く言わないですけど、「やるー?」って聞いたらとりあえず寄ってきます。笑

日によっては「もう1回やろ」という日もあれば、途中でふら~っとどこかに行ってしまう日もあり、毎日国旗をする時間もまちまちです。

でも毎日国旗をするのはほんの短時間のみです。

毎日ゆるくゆるく国旗を続けていきました。

3.ゲームをしながら覚える

カードめくっていると「これ中国や」とか、わかる国旗が少しずつ増えてきたので、ゲームをやり始めました。

私がめくった国旗カードの国名を先に答えた人が勝ちというシンプルなゲームです。

ここで驚いたのがあーたんの記憶力。

ぴろ君にも負けない数の国旗を覚えていたんです。

本当に子供の記憶力は年齢に比例するわけではないんだな、ということを感じました。

もちろん何度も何度も国旗あてクイズをしてても、なかなか覚えられない国旗もあって、そんな時には覚えやすいように、国旗から国名をイメージできるようにしました。

例えばグアテマラの場合

グアテマラの国旗

「この鳥さんキレイやけど、めっちゃ今お腹空いてるねん。だからお腹がグーってなっている『アテマラ』やで。」とか

イスラエルの国旗

「こんな星形のイスには座られへん、の『イスラエル』やで。」

こんな感じで無理やりなこじつけのイメージなんですが、これで覚えられなかった国旗もどんどん覚えていきました。

たくさん覚え始めてからは楽しくなったのか、あーたんが1人ででもカードをめくって国名を言って遊ぶようになりました。

こんな感じで毎日お庭で国旗をやっていると、3週間ほどで1集の48カ国の国旗を全部覚えました。

世界制覇への道のり

先ほど言った私の目標を覚えていますか?

そう「世界制覇」です。

世界にはたくさんの国があるのに、覚えたのはたったの48カ国。

国旗を好きになったあーたんも「2集買ってよー」と言われたので、「しゃーないな。買ってもいいけどちゃんとやるんやで?」ともったいぶって買うことにしました。笑

2集はどうやって覚えたの?

そしてこれが2集です。

買ってきてすぐには「あーたんこれ欲しかってん!やったー」と言ってぴろ君と喜んでいましたが、もちろん1回もやっていないので全然わからないわけです。

しばらくカード出して見てたかと思うと、ほったらかしてどこかに行ってしまいました。

ちょっと「おいっ!!」とは思いましたが、「まぁ当たり前か」と思い直して、1集の時のように自分が先に国旗を覚えました。

今回は机に出しながら1人で覚え、それを子どもたちはチラッとは見ていました。

ほぼ全部覚え終わったら「もう覚えたで」と言うと「ほんまに!?」と来たので、「見といてやー」とカードを言ってめくりながら、国名を書いた方をぴろ君に見せていきました。

そうすれば「すごい!!」と称賛されます。笑

そこからぴろ君もあーたんも少しずつ2集の国旗にも興味を持つようになり、すこしずつ国旗を覚えていきました。

1集で国旗を覚えるコツのようなものを覚えたみたいで、覚えたかの確認のためにご飯を食べている時などに国旗あてクイズをする程度のことしか私からはしませんでした。

2集はヨーロッパの国々だったのですが、色違いや似ている国旗がすごく多くてややこしかったです。

そしてあーたんが3週間ほどで2集の48カ国の国旗を全て覚えました。

これで合計96カ国の国旗を覚えました。

ただショックだったのが、1枚国名が違ったこと。

エスワティニの国旗

この国は「スワジランド」と書かれていたのでそのまま覚えていたのですが、これは2018年3月現在の国名で、2018年4月に「スワジランド」は「エスワティニ」に国名が変更したそうです。

あと1ヵ月!!とめっちゃ思いましたが、仕方ないので横に自分で手書きしました。

こんなこともあるので、みなさんが国旗カードを買った時にも注意してみてくださいね。

3集はどうやって覚えたの?

ぴろ君は2集を完璧にまだ覚えていなかったのですが、あーたんが全部覚え、「3集買って買って」と言うので、最後の3集を購入しました。

もうすでに96カ国も覚えているし、最後の3集は今までの1~2集に入っていた主要な国以外の国が入っており、私でも聞いたことのない国が半分近くあったので、「別に3集はいらんのとちゃう?」と言っていたのですが、あーたんが欲しいと言うので購入することにしました。

3集は今までよりも数が多く、101カ国も入っていてとても分厚い!

あまりに多いので、地域ごとにわけて覚えていくことにしました。

アジア → 北・南アメリカ → オセアニア → ヨーロッパ → アフリカ

アフリカが一番多く、アフリカだけで33カ国あります。

3集は基本的にあーたんと2人で国旗をやっています。(ぴろ君はちょこちょこ参加してやっている程度です)

やり方はとってもシンプル。

まず私がだいたい覚え、あーたんと何度も繰り返し国旗カードをやって覚えていきました。

このやり方でずっと来たのですが、最後のアフリカに行く前にいつの間にかあーたんが先にアフリカの国旗を1人で覚え始めていたので、「ま、いっか」と私はあまりアフリカの国旗を覚えていません。

そして、3集はどのくらいで覚えたかと言うと、「まだ覚え終わっていない」というのが答えです。

あまりに数が多く、一度覚えた地域でもまたやってみるといくつかわからないのがあり、また覚えなおしての繰り返しで、終わりが来ない状態です。

それに、この頃には自粛も明け、幼稚園も始まりましたから、一緒にゆっくり国旗をやる時間がなくなったのも理由の1つですね。

国旗を覚えたら次は場所

国旗をやり始めてから「国」「世界」というのがどういうことなのかも知っておいた方がいいと思って、世界地図を探していたらセリアでいい世界地図を見つけました。

大きい上に、周りに全国旗が載っていて、こんなにいい世界地図が100均であるなんて。

国旗を覚えながらぴろ君とあーたんと、

「カナダはここのめっちゃ大きいとこやな」とか、

「マレーシア2つに分かれてるけど、左のとこにはシンガポールがあって、右のとこにはブルネイがあるな」とか、

旦那が「昔モンゴル(モンゴル帝国)はめっちゃ大きくてな~~~」という話をしたりしていたので、2人ともちょこちょこ国の場所も覚えていっていました。

そして、2集を買ったことを旦那さんのお母さんに報告?した数日後に大きい箱が家に届きました。

「今度はなんだ!?」と箱を開けてみると地球儀が入っていました。

楽天ページ

地球儀は「ちょっといいなぁ…」とは思いつつ、自分では思い切って買えなかったので、送ってきてくれて正直に嬉しかったです。

この地球儀が我が家にとってよかったのは、まず地球儀に国旗が描かれていること

他には、喋るタッチペンで国名首都が聞けるだけでなく、「国探しクイズ」「国家」が聞けるところが我が家にはピッタリでした。

ただ国探しクイズは100問しかないので、10問を10回やったら全部問題をやったことになり、問題が1000問くらいあればもっとよかったな、と思います。

この国探しクイズはいろんなことを学ぶきっかけになりました。

1.国の場所を覚えた

2.首都名もいくつか覚えた(「ベルリンを首都とする国はどこ?」などの問題もだされます)

3.人口の多い少ない、面積が広い狭いも学べる(「人口が1番多い国は?」「面積が3番目に狭い国は?」など)

いろんな質問をされるので、いろんな角度から国を学ぶことができます。

あーたんがよく地球儀で遊んでいて、何度も同じことを聞かれるので、これを書いて壁に貼ってあります。

「面積」や「人口」の説明はしましたが、なかなか覚えないので、わかりやすく「くにのひろさ」や「ひとのおおさ」とわかりやすく書いています。

そして、あーたんはカタカナをまだ全部は読めないので、上にひらがなでも書いています。

ぴろ君はたまにしかしませんが、さすがあーたんより2歳上です。

人口が一番多い国、面積が一番狭い国(一番広い国はもともと地図を見て知っていました)などはすぐに覚えました。

やはり感覚的に覚える国旗と違い、頭を使わなくてはいけないものはあーたんはなかなか覚えにくいみたいです。

その他にもこの地球を使って、適当にいろんな国の首都を聞いて「面白い!」「国名と似てる(もしくは同じ)」という首都を覚えていきました。

例えば、

面白い マーシャル諸島 → マジュロ

似てる メキシコ → メキシコシティ

など勝手に地球儀を使って覚えていきました。

それと、旦那さんが「スリランカの首都って、スリジャヤワルダナプラコッテやねんけど世界一長い首都名やねんで」と言ってて、私も何度も言って言えるようになると、ぴろ君とあーたんも興味を持ったようで、マネして言えるようになりました。

旦那さんがちょいちょい変な豆知識を出してくれるんですけど、意外に役立っています。

まとめ

今回は子どもたちが国旗を覚えた時の話をしましたが、いかがでしたでしょうか?

今回も始めたきっかけは自分が狙ったわけではありませんでしたが、私も子どもたちと一緒に楽しく国旗を学ぶことができました。

私的にはこの「一緒に」というのがすごく大切なんだと思っています。

子どもたちにとって国旗を覚えるのは「勉強」ではなく、本当に「遊び」の1つでした。

なのでもちろん私も「やりなさい」と言ったことはありません。

もし今から国旗や世界地図を子どもに学ばせようと思っているママやパパがいたら、ぜひ一緒に遊びながら学んでいってくださいね。

子どもに「楽しい」と思わせたら勝ったも同然です。(何に勝つのやら)

そして国旗をやることで、あーたんは国旗や国などを覚えるだけでなく、一緒にカタカナも覚えてくれたのはラッキーでした。(国名はほとんどカタカナで書かれているので)

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